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  ★ 店主のコダワリ ★  vol. 350 自然の恵み  
初夏を思わせるような暖かさが続いてる東京は、お花見シーズンもそろそろ後半。風が吹くたびに桜吹雪が舞い散り、桜のジュータンが1面に広がり始めました・・・あとは夏が来るのを待つばかりと言った感じでしょうか・・・

さて、カナダと言えば国旗でもある楓(メープル)で有名ですが、中でもメープルシロップの生産量の95%を占めるケベック州では今まさにメープルシロップの収穫時期を迎えています。

っというわけで、今回はメープルシロップが出来るまでを追ってみることに・・・


タップを楓の木に差し込みます   斜面を利用して樹液は小屋(シュガーシャック)へ集められます  収穫された樹液は小屋の中にあるタンクへ
 樹液がいっぱい!!  102℃になるまで煮詰め糖分を高めます  2本の煙突が・・・
 メープルシロップの出来上がり!!  カナダの伝統的なメニュー  ごちそうさまでしたぁ
 さらに煮詰めたメープルシロップを敷き詰めた雪の上に流し込んで棒に絡めればキャンディーのできあがり!年に一度しか味わえないご馳走です。  おいしいぃ〜♪  ペロペロペロ・・・止められませんなぁ
 北欧にあるようなカワイらしい小屋(シュガーシャック)  シュガーシャックの目の前に広がる湖  やぁ〜今日は良く食べましたなぁ〜。

(写真左上から)楓の木に穴を開けタップを取り付けパイプを伝ってシュガーシャックと呼ばれる砂糖小屋のタンクに樹液が集められます・・・(昼と夜の温度差があるほど、春が来たことを察知して枝に栄養分が行き渡るよう樹液を出すため沢山収穫できるんだとか)次に104℃に達するまでじっくりと煮詰め、不純物をろ過して出来上がり!

同じ木から採れるメープルシロップでも、収穫される時期や気候によってグレードが異なるんだそうです。因みにシーズンはじめに収穫される、いわゆる一番絞り(エキストラライト)は、透明感がありスッキリとした味わいで値段も高く、逆にシーズンの終わりになるにつれ色も濃くなり、価格も安くなるんだとか・・・

自然の恵みがたっぷり詰まったメープルシロップは、ハチミツに比べてミネラルが豊富。おまけにカロリーが低いのでとってもヘルシー!近日中に、メープルシュガーを使って焼き上げたクッキーも登場する予定ですのでご期待ください!!--->

 TODAY'S FOOD & COFFEE
今日の朝食は、出来立てのメープルシロップをたっぷり掛けたふわふわワッフルと濃い目に淹れた三宿ブレンドをブラックで。
温かいシナモンアップルと冷たいアイスクリームを添えるとさらに美味しくなります(^^)/